今月出る『邪魅の雫』の予習をしようと鳥山石燕画図百鬼夜行全画集』の「邪魅」のところを見てきました。“邪魅は魍魎の類なり”って書いてありました。『魍魎の匣』再読しといたほうがいいのか?もの凄い分厚いんですけど。「ほう」。
近所の本屋で雑誌を買ったら、“コバルト☆デビュー祭”のちらしが入ってました。リリカル・ミステリー白い花の舞い散る時間友桐夏

白い花の舞い散る時間 (コバルト文庫)

白い花の舞い散る時間 (コバルト文庫)

あらすじ
顔も名前も知らないチャット仲間のアイリス、シャドウ、ララ、ミスティー、そしてミズキ。彼女たちが知る情報は、同じ塾に通う高校生というだけ。そんな彼女たちがアイリスの呼びかけで、実際に会うことになった。オフ会の場は、人里から離れた古い洋館『ムラサキカン』。匿名性を保つため、新たな名を振り分けていくが、その場に現れたのは…?偶然か必然か、少女たちの運命は動き出す!

瀬名秀明―選評
冒頭の何気ない独白が後半でまったく違う意味合いを持って繰り返されるあたりなど、幾つかの場面で綺麗に技が決まっている。特に私がよいと感じたのは、一ページ目を読んだときにはまったく想像できないほど想像できないほど遠くまで最終ページが連れて行ってくれることだ。本格ミステリー好きの方々にも読んでもらいたい作品である。

気にはなる内容ではありますが、おっさんがコバルト買っていいですか?Amazonさんにお世話になりますか。